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アウェイでエンポリに3点差敗戦

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アウェイでエンポリに3点差敗戦
アウェイでエンポリに3点差敗戦
アウェイでエンポリに3点差敗戦

ユヴェントスがピッチ外の出来事で勝ち点10ポイントを剥奪されたその日、チームは4-1で敗れる結果に終わった。

エンポリがチャンスを活かしたのに対してビアンコネリは決めきれず、前半を終えてスコアは2-0。ホームチームが3点目を加えたあと終了5分前にフェデリコ・キエーザが1点を返したが、最後はアディショナルタイムにエンポリが4点目を奪った。

マッチレポート

裁定のニュースは選手たちにも伝わっていたが、ユヴェントスは順位表をもう一度駆け上がるつもりで試合に臨んだ。

まずドゥシャン・ヴラホヴィッチとフィリップ・コスティッチにチャンスが訪れたが、エンポリGKグリエルモ・ヴィカーリオが危険を回避。前半13分にはコーナーキックからゴールエリア付近へのボールにアレック・ミリクが飛び込み、ヘディング弾はクロスバーを直撃。混戦のなかからフェデリコ・ガッティがボールをネットに押し込むも、その前にヴィカーリオへの妨害があったことがVARで確認された。

立ち上がりの15分は試合を支配していたユーヴェだが、その5分後には2点のビハインドを背負うことになってしまう。エンポリが初めての攻撃を繰り出すと、ニコロ・カンビアーギがエリアに入ったところでミリクに引っ掛けられてPKを獲得。フランチェスコ・カプートがこれを成功させた。

さらに3分後、コーナーキックに合わせたジャン・アクパ・アクプロの至近距離からのヘディングにはヴォイチェフ・シュチェスニーが反応してセーブしたが、ボールを大きくはクリアしきれず。セバスティアーノ・ルペルトがネット上部へシュートを叩き込んだ。

ビアンコネリもすぐに反撃に転じたが、ブレーメルが決定機を決めきれず。ゴールまで6ヤードの位置から放ったシュートを抑えられなかった。アドリアン・ラビオも遠距離からの強烈なシュートでゴールに迫ったが、ホームチームにうまく抑えられる時間が続く。

前半最後のチャンスはアディショナルタイム。コスティッチからヴラホヴィッチへスルーパスが通ったが、ペナルティーエリア外まで飛び出したヴィカーリオのタックルがユーヴェのストライカーの前進を阻んだ。

ハーフタイム後にはレアンドロ・パレデスとフェデリコ・キエーザが投入されるも、後半に入っても試合の筋書きは変わらない。

最初のチャンスはヴラホヴィッチのシュートが上空へ。その2分後にはエンポリが3点目を奪う。アクパ・アクプロがアレックス・サンドロを振り切ってクロスを上げ、カプートが合わせてシュチェスニーの背後へ送り込んだ。ベテランFWのカプートはこの日2点目。

3点差を縮めることができたのは後半終了5分前。ラビオのクロスが危険なエリアを抜けてキエーザへと渡り、キエーザは胸でのトラップからボレーシュートを低いコースへ突き刺した。

だがこの1点目もユーヴェの反撃の狼煙とはならず。アディショナルタイムにはエンポリが3点のリードを奪い返す。93分、ゴール前でチャンスを迎えたロベルト・ピッコリがネットを揺らした。

異常な状況で始まった夜は、誰も予想し得なかった結果に終わってしまった。

エンポリ 4-1 ユヴェントス(前半2-0)

得点:18分(PK) & 48分 カプート、22分 ルペルト、85分 キエーザ、90+3分 ピッコリ

エンポリ:ヴィカーリオ;エブエヒ、イスマイリ、ルペルト、パリージ;グラッシ、バンディネッリ(68分ハース);アクパ・アクプロ(87分ストヤノヴィッチ)、ファッツィーニ(78分ヘンダーソン)、カンビアーギ(78分ピアツァ);カプート(87分ピッコリ) 控え:ペリザン、ウイカニ、カカーチェ、サトリアーノ、デストロ、トネッリ、ヴィニャート 監督:ザネッティ

ユヴェントス:シュチェスニー;ガッティ、ブレーメル、アレックス・サンドロ(63分ルガーニ);バルビエーリ(46分キエーザ)、ミレッティ(46分パレデス)、ロカテッリ(58分ディ・マリア)、ラビオ、コスティッチ;ミリク(58分キーン)、ヴラホヴィッチ 控え:ピンソーリオ、ペリン、リッチョ、セルサンティ、イリング・ジュニオール 監督:アッレグリ

主審:アイロルディ

警告:53分 パリージ、55分 ラビオ、66分 バンディネッリ、76分 パレデス

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