17 5月 2023
木曜日に行われるUEFAヨーロッパリーグ準決勝セカンドレグ、セビージャとの決戦に向けて、マッシミリアーノ・アッレグリ監督とフアン・クアドラードがラモン・サンチェス・ピスフアン・スタジアムで行われた前日会見に集まったメディアに話をした。

マッシミリアーノ・アッレグリ
「セビージャは強いチームだ。トリノでもいい戦いをしていた。この大会を非常によく知っているチームであり、明日はホームの観客からの後押しもある。チームが最高の力を引き出せるようにあらゆる手を尽くしてくるだろう。我々としては、冷静さを保ちつつ、彼らを抑え続けなければならない。試合は非常に長いものであり、決定打を繰り出せる場面はいくつもあるはずだからだ」
「チーム全体が決勝へ進みたいと望んでいる。セビージャも素晴らしいチームだが、我々にはヨーロッパリーグの決勝まで戦い抜く資格がある。セビージャのホームでは非常に厳しい戦いになるとわかっているが、何がなんでも突破したい。ブダペストへ行きたいと思っている」
「ここ数試合で見せてきたように、チームのフィジカル面は良い状態だ。試合が90分以上続く可能性もあることは意識している。したがって先発する選手と、ベンチから投入する選手の両方が重要な役割を果たすことになる。先発メンバーについては、決めかねているポジションが3つある。ディフェンスに1つ、中盤に1つ、前線に1つだ。明日の朝に決めることにする」
「今年は困難に満ちた1年だった。色々と別のことを考慮に入れなければならなかったし、目標を考え直す必要もあった。その全てをチャンスとして捉えている。ゴールに到達するまであと少しのところまで来ており、我々のやってきたことについて評価を下す時間はそのあとで取れるだろう。だがそれまでは、ピッチ上で我々に期待されていることを果たさねばならない。つまり全力を尽くすことだ」
「こういう試合を戦えるという高揚感や興奮はいつも独特のものだ。こんな感情をもたらしてくれる試合は多くはない。ベストを尽くすつもりだし、そういうモチベーションと集中力を維持して再びリーグ戦に戻っていかなければならない」

フアン・クアドラード
「セビージャはとても優れたチームで、明日の試合は決勝も同然だろう。彼らのサッカーをさせないように、高いプレスをかけてこちらから攻めなければならない。僕らも経験豊富な素晴らしいチームだ。こういう試合でこそ僕らは高いレベルを発揮できる。決意を持ってピッチに立ち、勝利のために全てを尽くす覚悟をしなければならない」
「僕個人としては欧州のトロフィー獲得に迫ったことはあったけど、まだ手に入れられていない。今回は僕にとってもチーム全員にとっても、難しい1年の最後に大きな目標を達成できる絶好機だ。僕らには力がある。自分たちを信じることが必要だ」
「これまでに僕らは重要な試合をたくさん戦ってきた。明日もそういう試合のひとつになる。チームメートのみんなと一緒に、決勝に進めるように全てを出し尽くしたい」
「僕はユヴェントスですごく満足している。ここに来てもう長いけど、気分良く過ごせている。でも何より大事なことは明日の試合だ。未来のことはそのあとで考える」