06 11月 2022
ユヴェントスは6日、本拠アリアンツ・スタジアムでインテルを破り大きな勝利を手にした。後半にラビオが先制点を挙げファジョーリのゴールでリードを広げたチームは、リーグ5位に浮上している。

セリエAで179回目のイタリアダービーでアッレグリ監督は怪我から復帰したブレーメルを起用し、ブラジル人トリオの3バックの布陣を敷いた。
序盤は両チームが中盤で体を張ってボールを奪い合い、カウンターを狙う展開となる。19分にはブレーメルが中盤でのインターセプトでボールを奪って前進、最後は子スティッチのクロスに合わせて近距離からボレーシュートを放ったがサイドネットの外側に外れた。
一方のインテルはコーナーキックをラウタロ・マルティネスがそらしてフリーのジェコが頭でゴールを狙ったが、幸いにもシュートは枠を外れた。
後半最初のチャンスはインテル。チャルハノールが強烈なシュートを放ったが、シュチェスニーがファインセーブを見せてユーヴェは難を逃れた。
先制点が生まれたのは52分、コスティッチが相手ペナルティエリア内へボールを運び、ラビオへラストパス。フランス人ミッドフィールダーがゴールの隅にシュートを決めてリードをもたらした。
その11分後にはコスティッチのコーナーキックからダニーロがボレーシュートを決めたが、VARによりノーゴールと判定されスコアは1‐0のままとなった。その後は両チームがチャンスを作ったが、シュチェスニーが好守を見せコスティッチのシュートはポストに嫌われるなど、1点差のままで終盤に突入した。
優位に試合を進めたユーヴェは85分、先日初ゴールを決めたばかりのファジョーリが再びゴールネットを揺らして勝敗の行方を決定づけることに成功した。完封勝利でライバルを下したチームは順位を5位に上げた。