27 7月 2022
ダラスの過酷な暑さの中で、バルセロナとユヴェントスはスペクタクルな試合を観客に提供した。合計4ゴールが生まれ、ファンを笑顔にしたチームはロサンゼルスのベースキャンプに戻ることになる。
バルサが先制
立ち上がりはバルセロナが積極性を見せ、ユーヴェは相手にスペースを与えずしっかりと守備を固めて対応した。デンベレ、レヴァンドフスキ、オーバメヤンにゴールを狙われたものの、失点は免れた。
ユーヴェはディ・マリアが立て続けにシュートを放ち反撃、どちらもテア・シュテーゲンがセーブした。16分にはディ・マリアから左サイドのクアドラードにパスが通りチャンスを迎えたが、ディ・マリアへのリターンパスは惜しくも繋がらなかった。
バルセロナに思い通りの試合を展開させないユーヴェはその後もディ・マリアがキーンに惜しいクロスを送るなどチャンスを作った。
しかし水分補給直後の34分、右サイドを突破したデンベレにシュートを決められ、バルセロナに先制を許した。a
キーンが2得点
ユーヴェはその5分後に反撃、ザカリアからボールを受けたクアドラードが低いクロスを送り、キーンが同点弾を決めた。
しかし直後に再びデンベレの個人技からゴールを許し、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
もう一度追いつくべくユーヴェは後半開始直後から攻撃を仕掛け、50分にザカリアからのスルーパスを受けたロカテッリのお膳立てから、再びキーンがフィニッシュ。この日2点目のゴールでスコアを2-2とした。
その後も見るものを楽しませる試合が続き、68分にはバルセロナが立て続けに2回、ハフィーニャとアンス・ファティがゴールの枠を叩いた。
終了間際のデパイのチャンスもペリンが好セーブでしのぎ、テキサスでの白熱したプレシーズンマッチは2-2の引き分けに終わった。
バルセロナ 2-2 ユヴェントス
得点者: 34’, 40’ デンベレ (B), 39’, 51’ キーン (J)
ユヴェントス: シュチェスニー (46’ ペリン); ダニーロ (60’ コンパニョン), ボヌッチ (46’ ガッティ), ブレーメル (60’ ルガーニ), アレックス・サンドロ (60’ ペッレグリーニ); ロカテッリ (60’ ファジョーリ), ロヴェッラ, ザカリア, ディ・マリア (76’ Soulé), キーン (78’ クドリグ), クアドラード (78’ バルビエリ).
出番なし: ピンソーリョ, ガロファーニ, ヴラホヴィッチ, アケ, ダ・グラカ
監督: アッレグリ