_J011395_45f8d049-bf92-4dbd-87d7-e87316492d27

キーンの一撃で再びヴェローナの抵抗を退ける

SHARE
キーンの一撃で再びヴェローナの抵抗を退ける
キーンの一撃で再びヴェローナの抵抗を退ける
キーンの一撃で再びヴェローナの抵抗を退ける

ユヴェントスはエラス・ヴェローナとの接戦を制し、貴重な勝ち点3を獲得した。インターナショナルブレイク前の好成績を継続することに成功している。

この試合の唯一のゴールはモイーズ・キーンが記録。今季一度目のヴェローナ戦と同じ得点者で同じスコアとなった。

マッチレポート

ユーヴェはトップ4への浮上を目指し、ヴェローナはボトム4からの脱出を目指すという両チームの目標は大きく異なっているが、前半の戦いぶりは完全に互角だった。

前半3分にはスロバキアのオンドレイ・ドゥーダがユヴェントスのペナルティーエリア内で足元にボールを持つ状況を迎えたが、低いシュートはヴォイチェフ・シュチェスニーの正面へ。シュチェスニーはこれが前半45分間の唯一のセーブとなった。

とはいえ前半15分には、ファビオ・デパオリの危険なボレーシュートがわずかにファーポストの外に外れて助けられる場面もあった。

ユヴェントスはふたつのフリーキックでゴールを脅かす。1本目はビアンコネリでの通算300試合出場を祝ったフアン・クアドラードが狙ったが、シュートはクロスバーの上へ。2本目はアレック・ミリクの転がしたボールからダニーロがシュートを放つも、相手選手に弾かれたボールはクロスバーをかすめてコーナーキックとなった。

ヴェローナで行われた前回の対戦と同様の展開になろうとしていた。わずかなゴールチャンスしか生まれないタイトな一戦だ。

その11月の試合と同じく、均衡を破ったのはモイーズ・キーンだった。55分、キーンはマヌエル・ロカテッリからのスルーパスを受けて抜け出す。ファーストタッチで体勢を整えると、2タッチ目で低いシュートを放ってロレンツォ・モンティポを破った。

ユーヴェは試合を決める2点目を狙い、ドゥシャン・ヴラホヴィッチ、アンヘル・ディ・マリア、フィリップ・コスティッチを次々投入。だが相手ゴールキーパー以上に対応を迫られたのはシュチェスニーの方だった。ケヴィン・ラザーニャが抜け出してきた場面ではうまくボールを掻き出し、続いてフィリッポ・テッラッチャーノのミドルシュートも大きく体を伸ばしてセーブしてみせた。

最後のチャンスを迎えたのはユーヴェ。巧みに組み立てたフリーキックからディ・マリアが浮き球のクロスを入れ、フェデリコ・ガッティが合わせる。背番号15は丁寧なヘディングをゴール前に折り返したが、最後はブレーメルが押し込めなかった。

ユヴェントス 1-0 エラス・ヴェローナ(前半0-0)

得点:55′ キーン

ユヴェントス:シュチェスニー;ガッティ、ブレーメル、ダニーロ;クアドラード(65分コスティッチ)、ファジョーリ、ロカテッリ、バレネチェア(46分ミレッティ)、デ・シリオ;ミリク(59分ディ・マリア)、キーン(59分ヴラホヴィッチ) 控え:ピンソーリオ、ペリン、アレックス・サンドロ、ルガーニ、ソウレ、イリング=ジュニア 監督:アッレグリ

エラス・ヴェローナ:モンティポ;ダヴィドヴィッチ、チェッケリーニ(66分カバル)、マニャーニ;ファラオーニ(81分テッラッチャーノ)、タメゼ、ヴェローゾ(66分ヴェルディ)、デパオリ(66分ドイグ);ドゥーダ;ラザーニャ(77分エンゴニエ)、ガイチ 控え:ペリッリ、ラヴァシオ、ブラーフ、アビルガールド、カロン 監督:ザッファローニ

主審:マルケッティ

警告:44′ デパオリ、58′ ガイチ、59′ キーン

関連項目