29 10月 2022
ニコロ・ファジョーリの特別なゴールで、ユヴェントスがレッチェを下した。若手選手のセリエA初ゴールはリーグ戦3連勝の結果をもたらした。
前半は無得点
前半徐々にペースを掴んだユーヴェは27分、右サイドから勝負を仕掛けたクアドラードが鋭いシュートを放つ。さらにその5分後にはクアドラードからのパスを受けたラビオが遠めの位置から左足でゴールを狙ったが、ゴールキーパーの正面を突いた。
ハーフタイム前にプレッシャーを強めたユーヴェはラビオが今度はコーナーキックに頭で合わせてシュート。しかしGKファルコーネに阻まれた。
ユーヴェの攻勢
後半に入っても先制点を求めて攻撃を続けるユーヴェはクアドラードのフリーキックをガッティが頭で折り返しミリクが飛び込むなど、チャンスを作るがゴールネットを揺らすには至らない。ミリク、ミレッティ、コスティッチが相手ペナルティエリア内で細かくパスを繋ぎ、最後はクアドラードがファーサイドでシュートを狙った場面もファルコーネが一足早くボールを抑えた。
均衡を破る
もどかしい展開が続く中で均衡を破ったのは途中出場のファジョーリだった。ペナルティエリアの角でボールを受けて振り向きざまに右足を振り抜くと、美しい弧を描いたシュートがポストの内側を叩いでゴールに吸い込まれた。レッチェの守護神も見送るしかなかった完璧なシュートで、ユーヴェが貴重な先制ゴールを手にした。
反撃を試みるレッチェは終盤にコーナーキックのこぼれ球を拾ったヒュルマンドが力強いシュート。ポストを叩きひやりとさせられたが、そのまま相手を完封したユーヴェは1-0で勝利しリーグ戦3試合連続の勝ち点3を手にした。
レッチェ 0-1 ユヴェントス
得点: 73′ ファジョーリ (J)
ユヴェントス: シュチェスニー;クアドラード、ガッティ、ダニーロ、アレックス・サンドロ;マッケニー (46′ ファジョーリ)、ミレッティ (62′ キーン)、ラビオ、コスティッチ (72′ イリング=ジュニオール);ソウレ (84′ ボヌッチ);ミリク
サブ: ピンソーリョ、ペリン、ルガーニ、コンパニョン
監督: アッレグリ