22 2月 2022
ユヴェントスは22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16ファーストレグでビジャレアルと対戦し、敵地で1-1で引き分けた。キックオフ直後にヴラホヴィッチのゴールで先制したが、後半にパレホのゴールで追いつかれた。
最高のスタート
この日がチャンピオンズリーグデビュー戦となったヴラホヴィッチが、最高のスタートを切った。キックオフからわずか32秒後、ダニーロからのロングボールに反応しディフェンスの裏に抜け出すと、胸でボールをコントロールし振り向きざまに右足のボレーシュートを叩き込み先制ゴール。いきなり大きなインパクトを残して見せた。
ビジャレアルは12分に反撃を試みる。アルフォンソ・ペドラサがペナルティエリアに侵入し、ジョヴァンニ・ロ・チェルソにボールを供給したがシュートは枠外に外れた。ホームチームはさらに中盤のカプエとパレホから右サイドのチュクウェゼに展開し、クロスにダンジューマが技ありのヒールで合わせてシュートを放った。しかしこの場面はシュチェスニーがしっかりとセーブし、同点弾を許さない。
ユーヴェは高い位置からのプレッシングでビジャレアルに圧力を掛け、ロカテッリがペナルティエリアのは時からシュートを放つも枠をとらえることはできなかった。その後もモラタのパワフルなシュートは正確性を欠き、1点リードのままで前半を終えた。
パレホが同点ゴール
後半はアレックス・サンドロに代わってボヌッチがピッチに立った。3バックの布陣で試合をコントロールしたユーヴェは47分にモラタにチャンスが訪れたが、ボレーシュートは惜しくもゴールの横に逸れた。その後は徐々に自陣に押し込まれたユーヴェは、66分に同点ゴールを許してしまう。左サイドでボールを持ったカプエがゴール前に正確なパスを供給し、ディフェンスの隙を突いてゴール前で完全にフリーになっていたパレホがボレーシュートを叩き込んでビジャレアルがスコアを1-1とした。
アッレグリ監督は勝ち越しゴールを奪うためロカテッリとマッケニーに代えてアルトゥールとザカリアを投入したが、85分のヴラホヴィッチのシュートはルジにセーブされてゴールならず。第1戦を1-1で終えて、来月のアリアンツ・スタジアムでの第2戦を迎えることになった。
ビジャレアル 1-1 ユヴェントス
得点: 1' ヴラホヴィッチ (J)、66' パレホ (V)
ビジャレアル
ルジ;フォイス、アルビオル、パウ・トーレス、ペドラサ (79' エストゥピニャン);チュクウェゼ (90' ピノ)、カプエ、 パレホ、アルベルト・モレノ (79' トリゲロス);ロ・チェルソ、ダンジューマ (90' ディア)
監督: エメリ
ユヴェントス
シュチェスニー;ダニーロ、デ・リフト、アレックス・サンドロ (46' ボヌッチ)、デ・シリオ (87' ペッレグリーニ);マッケニー (81' ザカリア)、ロカテッリ (71' アルトゥール)、ラビオ;クアドラード、ヴラホヴィッチ、モラタ
サブ: ペリン、ピンソーリョ、キーン、スーレ
監督: アッレグリ