キエーヴォの守備を崩すのに苦しみ、後半のサミ・ケディラとゴンサロ・イグアインのゴールでなんとか勝利を収めたヴェローナでの一戦を終え、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はユーヴェがベストの状態ではないことを認めた。
「今日のキエーヴォの動きはとても良かったので、我々はとても苦労した」とスタディオ・ベンテゴディでの2-0の勝利の後で監督は語った。
「前半に十分な結果が得られず、キエーヴォは守りを固めて待ち構えていた。球際での負けが多く、先制点を奪おうを必死だったが、こういった試合では集中力を保たなくてはいけない」
「ボール回しがあまりに遅く、キエーヴォの選手にポジションに戻る時間を与えてしまった。後半に相手が9人になって楽になったが、それでも思うようにスペースを使ってプレーできていなかった」
「現在はトップフォームではないが、単にボールを横に動かすだけでなくテンポを上げる必要がある」
キエーヴォの2枚のレッドカードが試合を簡単にしたのは事実だが、ユーヴェがピッチの幅を活用しホームチームをこじ開けることを可能にしたのは、後半に投入されたフェデリコ・ベルナルデスキだった。
「プレーできるフォワードが今は4人しかおらず、1人はベンチのオプションとして必要だったので前線は3人でスタートすることにした。ベルナルデスキはアシストで得点に大きく貢献した」
「イグアインがゴールを決めて、我々は彼の得点と勝ち点3を喜んでいる。彼は警告を受けていたので、最後は交代させた」
最後に、監督は日曜日に40回目の誕生日を迎えるジジ・ブッフォンに言及した。
「彼は本当にユニークで、私はこれからの彼の人生が今までよりもさらに素晴らしいものになることを願っている」
「今日はベンチだったが、火曜日にはゴールマウスに戻る予定だ」