ユヴェントスは12月1日、セリエA第14節のフィオレンティーナ戦に臨んだ。アッレグリ監督は前日の記者会見で示唆したとおりにピアニッチを休ませ、中盤の3人はベンタンクール、マテュイディ、クアドラードの組み合わせとなった。
また試合前には今年3月に急逝したダヴィデ・アストーリに敬意を表し、ユーヴェの選手たちが花束を捧げている。
ユヴェントスは12月1日、セリエA第14節のフィオレンティーナ戦に臨んだ。アッレグリ監督は前日の記者会見で示唆したとおりにピアニッチを休ませ、中盤の3人はベンタンクール、マテュイディ、クアドラードの組み合わせとなった。
また試合前には今年3月に急逝したダヴィデ・アストーリに敬意を表し、ユーヴェの選手たちが花束を捧げている。
試合最初のチャンスはフィオレンティーナ。ペナルティエリアすぐ外からのベナッシの強烈なボレーシュートはゴール左へと外れ、ユーヴェは立ち上がりにひやりとさせられた。
ホームチームは13分にもコーナーキックからヘディングでゴールを脅かし、対するユーヴェは16分に良い位置からのフリーキックをディバラが直接狙ったが、このシュートは壁に阻まれた。
25分にはデ・シリオのクロスがペナルティエリア内でフィオレンティーナの選手の腕に当たったかに思われたが、VAR判定の結果PKは与えられなかった。
それでも先制点を奪ったのはユーヴェだった。31分、ベンタンクールがペナルティエリア外でボールを受けると、ディバラとのワンツーでゴール前へ突進する。相手DFの動きを冷静に見ながらゴール前へ侵入し、左足で対角線のゴール隅へシュート。ボールはネットに吸い込まれ、急成長を遂げるウルグアイ代表がリードをもたらした。
その後もユーヴェはカンセロのミドルシュート、ディバラの地を這うような左足のシュートでフィオレンティーナのゴールに襲い掛かったが、前半は1点リードのまま終了した。
後半に入ると55分にクアドラードが遠目の位置から鋭いシュート、その1分後にはキエーザのシュートをシュチェスニーが好セーブで防ぐなど、試合は緊迫した一進一退の展開を見せる。
65分にはカンセロな巧みな足技でゴール前でファウルを誘い、フリーキックを獲得。カーブを掛けたクリスティアーノ・ロナウドのシュートは、GKラフォンにセーブされた。
それでも69分、ゴール前に上がったボールにキエッリーニがジャンピングボレーで合わせると、ラフォンがセーブしきれなかったボールはDFの前をバウンドしてゴールネットの中へ。キャプテンがビアンコネリの勝利を引き寄せる2点目を奪った。
さらに79分には相手のハンドによりPKを獲得し、これをクリスティアーノ・ロナウドがきっちり決めてリードを3点に広げる。
チームはその後クリスティアーノ・ロナウドを含む3人の選手を下げ、完封を達成。フィレンツェの地で理想的な3-0の勝利を手にした。
この結果セリエA14試合で勝ち点は40まで伸び、12月も最高のスタートを切ることに成功している。
フィオレンティーナ 0-3 ユヴェントス (前半 0-1)
得点者: ベンタンクール 31、キエッリーニ 69、ロナウド 79(PK)
フィオレンティーナ
ラフォン;ミレンコヴィッチ、ペッセージャ、ウーゴ、ビラーギ;ベナッシ、(ピアツァ 65)、ヴェレトゥ、エジミウソン;キエーザ、シメオネ、ジェルソン(テレオー 80)
サブ:ドロンゴフスキ、ソッティーレ、ローリニ、チェッケリーニ、ダボ、ハンコ、ノアゴール、エイセリック、ミララス、ヴラボヴィッチ
監督:ピオリ
ユヴェントス
シュチェスニー;デ・シリオ、ボヌッチ、キエッリーニ、カンセロ;クアドラード(ドウグラス・コスタ 84)、ベンタンクール、マテュイディ、ディバラ、マンジュキッチ(キーン 88)、ロナウド(ベルナルデスキ 80)
サブ:ペリン、ピンソーリョ、ルガーニ、ベナティア、バルツァッリ、スピナッツォーラ、ピアニッチ
監督:アッレグリ
警告:マンジュキッチ 11、エジミウソン 44、ベンタンクール 50、ウーゴ 51、ミレンコヴィッチ 64、ペッセージャ 72、ロナウド 79、テレオー 88、ヴェレトゥ 90+1