土曜日に勝利すれば、1年間努力を重ねてきたチームは遂にスクデットを手にすることになる。マッシミリアーノ・アッレグリ監督がフィオレンティーナ戦を前に、記者会見に臨んだ。
スクデット
スクデット8連覇の可能性について、指揮官は「明日はスクデットを勝ち取るチャンスがあり、それをものにしないといけない。私たちは前を向いて、言い訳を探すことなく失望を乗り越えていく」と語った。
「SPAL戦は残念な結果で、フェッラーラで優勝を決めることはできなかった。土曜日はチャンスを活かしたい」
「スクデットを勝ち取れば、落ち着いて未来への計画をスタートできる。スクデットは偉大な業績であり、困難や負傷を乗り越えた1年間のハードワークの結果なので、祝うべきこと。目標の50%を達成したポジティブなシーズンにすることができる」
「もし明日タイトルが決まったとしても、まだ残りの試合で堂々としたパフォーマンスを見せる必要がある」
出場可能な選手
現在は負傷者が多く、土曜日のアリアンツ・スタジアムでも多くの選手が欠場を余儀なくされる。
「ペリンとケディラはシーズン終了まで欠場、マンジュキッチもそうなるかもしれない。ディバラは20日ほど、ドウグラス・コスタとカセレスは10日ほど離脱する。キエッリーニはインテル戦で復帰できるかもしれない。バルツァッリは良くなっている」
3月の月間MVPを受賞するクリスティアーノ・ロナウドについては、アッレグリ監督は先発出場を明言した。
「クリスティアーノ・ロナウドは素晴らしいシーズンを過ごしており、明日も出場する」
チャンピオンズリーグ
チャンピオンズリーグの決勝トーナメントでは、クリスティアーノ・ロナウドがアトレティコ・マドリード戦で3得点、アヤックスを相手にも2試合で2得点と活躍した。しかしチームはそれでも次のラウンドに進むことはできなかった。
「ユヴェントス+クリスティアーノ・ロナウドはチャンピオンズリーグ優勝とイコールではないし、サッカーはそういうものではない。前を向いて、素晴らしいシーズンの結果であるセリエA優勝を決めることを考えないといけない」
「クリスティアーノ・ロナウドはユヴェントスの未来だ。今季はとてもよくやってくれたし、来季もそれは変わらないはず。もちろん彼も私たち全員と同じように失望しているが、落ち着いているよ」
前を向いて
「何がうまく行っていて、何を改善する必要があるのか、シーズン終了後に全てを評価する。今季はスーペルコッパとセリエAという大きな成果があった」
「スクデット8連覇は全員にとっての誇り。優勝が決まったらそれを喜ばないといけない。祝福しない理由はない」